「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」観に行ったちゃ！ 2010/07/12__20:47

踊る大捜査線 THE MOVIE [Blu-ray] 織田裕二 2010-07-21 おすすめ平均： 踊る3… ついに出る！

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「うぬぼれ刑事」面白いよね～！
…って、関係ない冒頭でスイマセン。

「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」観に行ったちゃ！
以下、感想思いっきりネタバレしているので、
「ネタバレやめて！」というお方は、スルーして下さいませ。

まだ公開して間もないので、
更に白文字表示にしてあります。
お手数おかけしますが、ドラッグで反転してお読み下さい。
（ホント～に大したレビューでないのですが…(^^;
絶賛していません！むしろ辛口です。
生ヌルい辛口言ってんじゃないわよぅ！というお方は、
Yahoo!の映画レビュー（評価順）へどうぞ。

平日お昼の上映に行ったのですが、
それでもお客さんの入りは上々でした。（さすが人気シリーズ！）
「今回の映画は長いよ～…2時間30分近くあるよ～」と聞いてて覚悟してましたが、
やっぱり長かったちゃ！！
これでもだいぶ尺を削ったようですが、
過去シリーズ観ていなくて、つきあいで見に行った人、
お気の毒！って感じだったちゃ！
（わ、私は最後まで楽しみましたよ！(笑)

織田さんが「笑っていいのか悪いのか、お客さんがとまどう感じが多かった」
的なコメントをなさっていましたが、
（多分、青島くんのカンチガイ病のあたりですね。）
私が観にいった客層はみんな優しかったよ！笑ってくれたよ！！
私も笑った！特にスリーアミーゴーズのメイクシーンはサイコーだったわ♪
持病なんです！許してやって下さい！
（↑それは某保険会社のＣＭだっつーの(笑)
でも他のシーンで、私の笑いは1/3ほど、苦笑いになってしまいました。
新湾岸署で意味もなく、ウロウロしている真下くんに、
過剰に期待しすぎてしまったからなのね！
「交渉人もおろされちゃって、ＤＶＤ配布に気合入れちゃって…
そうか！この『湾岸署閉められちゃってどうしよ～』って展開を、
アナタが解決してくれるのね！そうなのね！真下～♪（´3｀）」
って勝手に期待していたから～…
カッコイイ真下くんが観れると思っていたからぁ～…
ここで名誉挽回して、また交渉人にカムバックとか思っていたからぁ～…
（↑ホンット、迷惑な期待ぶりｗｗ）

名誉挽回どころか、あんなオチで出世していたなんって！

ココ、ある意味、一番笑ってしまったわ…ヽ(T∀T)ﾉイエイ！
閉じ込められちゃってイヤン♪も、電源オフで強制終了。
鳥飼（小栗旬）さんに「コレ解決できたら一流会社紹介してやるぜ☆ｷﾗｰﾝ☆」
って言われたセキュリティ業者のお兄ちゃん、
こんなオチでちゃんと約束果たしてもらえたんだろーか？
めっちゃ気になる！！
ココは笑いじゃなくて、カッコイイ所魅せておくれよ！！
しかしながらあの強烈な真下オチが、ある意味
「これから湾岸署…どうなっちゃうの？」と、
続きがメチャ気になる種を蒔いてくれました。
また「○○○真下正義」ってスピンオフ出来ちゃうかしら？

私、過去シリーズほとんど復習しないで観に行ったんで、
(特に「踊る２」が…ほっとんどうろ覚え…○|￣|＿）
リンクネタとか理解できないまま観ちゃったのが勿体なかったです。
懐かしいキャラたちのちょっとした登場はわかったですが、
エンドロールキャスト観て、「え？この方も出てたの？∑（ﾟДﾟ；)」と。
特に今回のシリーズは、復習した方が良かったのかもしれません。

パート１→「天国と地獄」２→「砂の器」ネタが出てきたので
今回も邦画ネタくるか？と思ったら、
今回はどうやら「野良犬」(黒澤映画）だったようですね。
私、この映画観たハズなのにちっともわからなくて、
「ねー、『野良犬』ってどんな映画だったっけ？」
って知り合いに聞いたところ、
「え～と…バスが出てきて、拳銃盗まれて…」って・・・
思いっきりストーリーかぶってますやん！！(笑)
（ストーリー忘れていた私も私なんだが…なにせだいぶ前に観たきりなので…）
ストーリーは忘れてしまったんですが、
犯人の白いスーツ？が、雨ドロにはねていた決定的シーンとか、
お花畑で刑事と犯人が格闘している後ろで、子供たちが「チョウチョ～♪」と、
歌っているシーンなんかは覚えているんですよね。
さすがにその名シーンはパク…いやいや、オマージュしなかったですな！
あ～…「野良犬」、いま一度観たいぜよ！！

書きながら後悔とか文句とかプ～たれましたが、
やっぱり青島とあのＢＧＭが重なると…胸が躍ってしまうのですなぁ。
青島コートをひるがえした時に「ＲＡＰ」…反則です。
カッチョいいです！シビれました！！
そして良くも悪くも、テレビシリーズから変わらない織田っちの歌い方。
「ひ・と・つだっけぇ～～～～～♪ええ～～↑♪」
ええ、ええ、ひとつだけですとも！！（←謎）
途中退場どころか、みんなエンドロールまできっちり聴いてました。
今回のお客さんは、本当に優しい踊るファンばっかりだったんですね。
良かった♪良かった♪
しかし犯人のキャラクターは、そろそろパターン変えして欲しい所です。
（パート１のあのお方再登場ってのは、ファン的にはニヤリでしたが。）
刑事キャラが立ちすぎてて、犯人像が薄く感じるのは私だけでしょうか？
踊るが２回もオマージュした黒澤映画は、
犯人像も当時の風刺を思わせるキャラ像と、
名俳優さんたちが、それはそれは重厚に演じてきました。
演出や展開をなぞって現代に反映させるのもアリと思いますが、
そういう映画の精神面を反映させてこそが、オマージュなんじゃないでしょうか？
（「野良犬」のストーリー忘れていた私が語っても説得力ないですが～ヽ(T∀T)ﾉ
あと、青島と室井の友情シーンは、クサくても無理やりでもいいので、
もう少し下さい！！
７年ぶりなんです！もうちょっと濃いのを下さい！
間にスピンオフとかあったんで、飢えてたんです！(笑)
和久さんのノートでもっと泣かせて下さい！！
ああ～…要望書いたらキリがない～…
ワガママなファンの要望反映させてたら、２時間越えどころか、
時間がいくつあっても足りませんよね～…
大作であればある程、期待に応じるのも大変。

感想、ちょっと書くどころか、どえりゃ～長くなってしまいました。
↑の青島画の時間と面積×５ってところかしら？
なんだかんだ言いながら、やっぱり色々と語りたくなる作品なのですねぇ。
織田さんも「作品にとって一番辛いのは、無視される事」って言ってましたものね。